今秋より、東京精神分析サークルでは自閉症に関する研究会を立ち上げます。
具体的な内容につきましては参加者の希望も確認しつつ決定しますが、まずは
Jacqueline Berger, Sortir de l'autisme (Buchet Chastel, 2007)の訳読を行う予定です。
本書は双子の自閉症児を育てたフランス人ジャーナリストによって書かれたエセーで、ラカン派の本ではないものの、器質論的な自閉症理解を批判し、自閉症の主体性の問題に鋭く切り込んだ良書です。
以下にその序章の試訳をアップロードしますのでご参照ください(2018/7/2付記)
↓開始時期は9月頃を予定していますが、開催日時、場所等については参加者の皆様の都合を考慮しつつ決めたいと思います。
参加をご希望の方は、簡単な自己紹介と参加の動機等をお書きになって、下記のメールアドレスまでお送りください。
lacanalyse@yahoo.co.jp
皆さんのご参加をお待ちしております。